08年ドラフト採点 福岡ソフトバンク編
ドラフトを評価する際によく点数をつけて、採点されるのですが、イマイチどうしてそういった点数になったのか、納得しかねる事が多くありました。そこで、実験的にドラフトの点数を次のようなカテゴリー分けして、獲得選手をこれに当てはめてみて、採点しながら、総評・選手の成長予想図を書いてみたいと思いました。
将来志向性 高卒5年目、大社3年目を目安にチームの軸になっていそうな選手の獲得が出来ているかを計る。おおよそ、打者ではレギュラーで2割8分 15本塁打以上、投手では先発ローテ3番手以内、10勝以上。又は抑えの切り札。といった成績等が計算出来、その後もその継続的に残せる。35点満点(個人最高持ち点約15点とする。候補者人数の増加で持ち点は、若干減少していく)
即戦力性 高卒3年目 大社1・2年目を目安にチームの軸となれる選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラーで2割6分10本塁打、投手では先発ローテ5番以内、10勝弱。又は抑えの切り札。といった成績等が計算出来る。成績の継続性よりも即効性・瞬発力を重視する。25点満点(個人最高持ち点約25点とする。候補者人数の増加で持ち点は、若干減少していく)
補充要員性大卒1・2年目でチームのサブプレイヤーとして活躍が見込める選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラー半の選手。守備固めや代走・代打などでの起用もある。投手では勝利の方程式の一角、又はローテの谷間を埋める先発が出来る。15点満点(個人最高持ち点10点。以下同文)
将来の補充要員性高卒3・4年目でチームのサブプレイヤーとしての活躍が見込める選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラー半の選手。守備固めや代走・代打などでの起用もある。投手では勝利の方程式の一角、又はローテの谷間を埋める先発が出来る。10点満点(個人最高持ち点10点。以下同文)
ドラフト芸術点 ドラフトの目玉の獲得、ドラフトへの姿勢、将来のバランス性、地元選手の獲得などを考察し、独断と偏見に満ちた採点を行う。15点満点
総合 5カテゴリーの合計 100点満点
これでもまだまだぼんやりとした部分は残るのでしょうが、まずはやってみます。おかしかったら、来年にまた再チャレンジということで。
では、パリーグ(パリーグしかやりませんが)の最下位、我等がホークスから。
1位指名 巽 真悟 (近大) 投手
2位指名 立岡宗一郎 (鎮西) 中堅
3位指名 近田 怜王 (報徳学園) 投手
4位指名 有馬 翔 (日南学園) 投手
5位指名 攝津 正 (JR東日本東北)投手
6位指名 金 無英 (IL・福岡) 投手
7位指名 鈴木 駿也 (山形中央高) 投手
←矛盾は自覚しつつ、シンプルにカテゴリー分けし、数値化しようとしても、難しいかったです。こうした点の付け方だと獲得人数が多い方が点数はあがるでしょうし。(とはいえ、各チーム最低6人は毎年ドラフトで獲得して欲しいとは思っています)ドラフト雑誌などで曖昧に点数をつけている訳がわかったような。失敗作かもしれませんが、入魂の総評です。気に入って頂けたら嬉しいです。それともやっぱり訳がわからんでしょうか?
将来志向性 高卒5年目、大社3年目を目安にチームの軸になっていそうな選手の獲得が出来ているかを計る。おおよそ、打者ではレギュラーで2割8分 15本塁打以上、投手では先発ローテ3番手以内、10勝以上。又は抑えの切り札。といった成績等が計算出来、その後もその継続的に残せる。35点満点(個人最高持ち点約15点とする。候補者人数の増加で持ち点は、若干減少していく)
即戦力性 高卒3年目 大社1・2年目を目安にチームの軸となれる選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラーで2割6分10本塁打、投手では先発ローテ5番以内、10勝弱。又は抑えの切り札。といった成績等が計算出来る。成績の継続性よりも即効性・瞬発力を重視する。25点満点(個人最高持ち点約25点とする。候補者人数の増加で持ち点は、若干減少していく)
補充要員性大卒1・2年目でチームのサブプレイヤーとして活躍が見込める選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラー半の選手。守備固めや代走・代打などでの起用もある。投手では勝利の方程式の一角、又はローテの谷間を埋める先発が出来る。15点満点(個人最高持ち点10点。以下同文)
将来の補充要員性高卒3・4年目でチームのサブプレイヤーとしての活躍が見込める選手の獲得が出来ているかを計る。
おおよそ、打者ではレギュラー半の選手。守備固めや代走・代打などでの起用もある。投手では勝利の方程式の一角、又はローテの谷間を埋める先発が出来る。10点満点(個人最高持ち点10点。以下同文)
ドラフト芸術点 ドラフトの目玉の獲得、ドラフトへの姿勢、将来のバランス性、地元選手の獲得などを考察し、独断と偏見に満ちた採点を行う。15点満点
総合 5カテゴリーの合計 100点満点
これでもまだまだぼんやりとした部分は残るのでしょうが、まずはやってみます。おかしかったら、来年にまた再チャレンジということで。
では、パリーグ(パリーグしかやりませんが)の最下位、我等がホークスから。
1位指名 巽 真悟 (近大) 投手
2位指名 立岡宗一郎 (鎮西) 中堅
3位指名 近田 怜王 (報徳学園) 投手
4位指名 有馬 翔 (日南学園) 投手
5位指名 攝津 正 (JR東日本東北)投手
6位指名 金 無英 (IL・福岡) 投手
7位指名 鈴木 駿也 (山形中央高) 投手
将来志向性 26点
2位の立岡(12点/15)、3位の近田(9点/12)、7位鈴木(5点/12)がこれにあてはまる。特に立岡・近田と投打に分かれて、潜在能力が高く、中心選手になれる逸材を獲得出来たのは非常に大きい。しかも、立岡の場合、万が一、懸念の打撃技術が向上しなかったとしても、その強肩・俊足・守備力(外野手として)だけでも、将来的にチームに貢献出来る可能性が高く、「獲得しても、絶対に損はしない」タイプ。近田も左投手という大いなる利点を持っており、あのスライダーの大きさからも、最低限、左の中継ぎとしても重宝されるであろう。
逆に鈴木はギャンブル要素は高い。投げているのは未だに未見であるが、「野球小僧 08年8月号」でのカラー写真(トップの位置)を見る限り、上体のねじりの大きさ、軸足のマウンドへの押し付けの強さなどをみるにつけ、非常に高いレベルの技術力と身体能力を持つのではないかと大化けの期待もある。
即戦力性 17点
1位の巽(17点/25)が当てはまる。巽の球は、ストレート・変化球共に独特の軌道(フォームも独特で球が見難そう)で、初見の打者は相当に戸惑うのではないかと感じている。1年目は、天国と地獄を味わいながら、体を大きくしていけば、早い内にトントンとローテ投手になってもおかしくない逸材。外れ指名ではあったが、今年のドラフト戦線は巽を中心に回っていたといってもよい目玉投手であったことには変わりが無い。
補充要員性 11点
5位摂津(5点/8) 6位金(6点/8)。今年の補充ポイントであった中継ぎ投手として、この二人の獲得は的確。キャッチャーの投げ方のような摂津だが、縦のスライダーやチャンジアップを操り、一芸投手としての活躍は期待出来そう。私はこういった一芸投手(投げ方が好きでない投手)を過小評価するきらいがあるが、今年の久米のように私の評価など笑い飛ばして欲しい。(論評じゃなくなってきた)
金は、今年ファーム日本一に輝いた雁ノ巣ホークス打線をあっさり手玉に取っていたのが印象的。この投手の方が、攝津よりも球が見難そうなイメージがある。フォークもあり、独立リーグで抑え専属経験があることは評価があがる。
将来の補充要員性7点
4位有馬(7点/10)。高卒選手がこのカテゴリーに属するのは、ドラフト戦略としてはあまり正しくないような気がするが、いわゆるバイプレイヤーを自前で育てる(いや、意図せずにそうなってしまう)事は多いよう。
さて、この有馬。近田・鈴木といった先発タイプを獲得した為、リリーバーでの育成の可能性が高い気がする。ハートも強く、ロングリリーフも出来る神内のようなタイプの投手に育つのではないかと思う。
ドラフト芸術点13点
巽という目玉の獲得、立岡という地元選手の獲得。大田という大巨人を希望している選手への強気の指名。手薄になりつつある中継ぎの補充の成功。投手を中心とした指名も雁ノ巣ホークスの手薄な投手陣を鑑みると非常に納得が出来るものであり、それでいて、目玉野手の一人だった立岡もしっかり獲得するなど、ドラフト功者の面目躍如といったドラフトであった。減点要因は、今年も左の中継ぎの補充に失敗した事。
総合点 74点
2位の立岡(12点/15)、3位の近田(9点/12)、7位鈴木(5点/12)がこれにあてはまる。特に立岡・近田と投打に分かれて、潜在能力が高く、中心選手になれる逸材を獲得出来たのは非常に大きい。しかも、立岡の場合、万が一、懸念の打撃技術が向上しなかったとしても、その強肩・俊足・守備力(外野手として)だけでも、将来的にチームに貢献出来る可能性が高く、「獲得しても、絶対に損はしない」タイプ。近田も左投手という大いなる利点を持っており、あのスライダーの大きさからも、最低限、左の中継ぎとしても重宝されるであろう。
逆に鈴木はギャンブル要素は高い。投げているのは未だに未見であるが、「野球小僧 08年8月号」でのカラー写真(トップの位置)を見る限り、上体のねじりの大きさ、軸足のマウンドへの押し付けの強さなどをみるにつけ、非常に高いレベルの技術力と身体能力を持つのではないかと大化けの期待もある。
即戦力性 17点
1位の巽(17点/25)が当てはまる。巽の球は、ストレート・変化球共に独特の軌道(フォームも独特で球が見難そう)で、初見の打者は相当に戸惑うのではないかと感じている。1年目は、天国と地獄を味わいながら、体を大きくしていけば、早い内にトントンとローテ投手になってもおかしくない逸材。外れ指名ではあったが、今年のドラフト戦線は巽を中心に回っていたといってもよい目玉投手であったことには変わりが無い。
補充要員性 11点
5位摂津(5点/8) 6位金(6点/8)。今年の補充ポイントであった中継ぎ投手として、この二人の獲得は的確。キャッチャーの投げ方のような摂津だが、縦のスライダーやチャンジアップを操り、一芸投手としての活躍は期待出来そう。私はこういった一芸投手(投げ方が好きでない投手)を過小評価するきらいがあるが、今年の久米のように私の評価など笑い飛ばして欲しい。(論評じゃなくなってきた)
金は、今年ファーム日本一に輝いた雁ノ巣ホークス打線をあっさり手玉に取っていたのが印象的。この投手の方が、攝津よりも球が見難そうなイメージがある。フォークもあり、独立リーグで抑え専属経験があることは評価があがる。
将来の補充要員性7点
4位有馬(7点/10)。高卒選手がこのカテゴリーに属するのは、ドラフト戦略としてはあまり正しくないような気がするが、いわゆるバイプレイヤーを自前で育てる(いや、意図せずにそうなってしまう)事は多いよう。
さて、この有馬。近田・鈴木といった先発タイプを獲得した為、リリーバーでの育成の可能性が高い気がする。ハートも強く、ロングリリーフも出来る神内のようなタイプの投手に育つのではないかと思う。
ドラフト芸術点13点
巽という目玉の獲得、立岡という地元選手の獲得。大田という大巨人を希望している選手への強気の指名。手薄になりつつある中継ぎの補充の成功。投手を中心とした指名も雁ノ巣ホークスの手薄な投手陣を鑑みると非常に納得が出来るものであり、それでいて、目玉野手の一人だった立岡もしっかり獲得するなど、ドラフト功者の面目躍如といったドラフトであった。減点要因は、今年も左の中継ぎの補充に失敗した事。
総合点 74点
テーマ : 福岡ソフトバンクホークス - ジャンル : スポーツ
コメント
点数が高すぎませんか?
No title
王楽さんお疲れ様です 非常に面白い企画だったので、楽しく見させていただきました! 私もほぼ同意見で納得です。
…が、それは私と王楽さんは同じホークスファンで、 また似た考えを持つ、いわば同じ穴のムジナだからで(笑)ルカさんの客観的意見にもうなづけます。
…こうしてみてはどうでしょう? 王楽さんがドラフトに興味を持たれたくらいの過去から、かつてのホークスのドラフト選手の当時の期待値をこの方式で数値化し、 その後の実際の活躍を数値を比べれば、より伸び率が分かったり 違った発見もあり、 よりこれからの採点に役立つのではないでしょうか?
かなり手間暇はかかってしまいますが(笑)
あ、遅ればせながらウインターリーグ構想はいいですね! 時期的な野球協約改正とかは必要になってしまうかもですが、若手には伸びる場所と 春へのアピールになるし、なにせ個人的にも冬でも若手を見ていたいです(笑)
三軍構想やドミニカの未知の素材を連れてくる構想など 若手を育てる土壌が着々とできているのが非常に嬉しいです!
…が、それは私と王楽さんは同じホークスファンで、 また似た考えを持つ、いわば同じ穴のムジナだからで(笑)ルカさんの客観的意見にもうなづけます。
…こうしてみてはどうでしょう? 王楽さんがドラフトに興味を持たれたくらいの過去から、かつてのホークスのドラフト選手の当時の期待値をこの方式で数値化し、 その後の実際の活躍を数値を比べれば、より伸び率が分かったり 違った発見もあり、 よりこれからの採点に役立つのではないでしょうか?
かなり手間暇はかかってしまいますが(笑)
あ、遅ればせながらウインターリーグ構想はいいですね! 時期的な野球協約改正とかは必要になってしまうかもですが、若手には伸びる場所と 春へのアピールになるし、なにせ個人的にも冬でも若手を見ていたいです(笑)
三軍構想やドミニカの未知の素材を連れてくる構想など 若手を育てる土壌が着々とできているのが非常に嬉しいです!
No title
失礼しました ルクさんですね(汗) 申し訳ありませんでした
No title
>ルクさん
私としては、思ったより低くなったな、基準を変えなきゃと思っていたのですが。ネタばらしのようですが、大概でホークスがパリーグで一番の評価をしていましたから、それが74点って・・感じでした。
仰るようにドラフトで2名が主軸になったら、大成功ですね。ですが、私は今年は3・4名は一軍で実績をあげるのではないかと思っています。(いや、期待しています?)ともあれ、とりあえず矛盾点(即戦力選手が2名取れたらどうなんだとか)は重々承知のうえでやってみます。お気に触ったらすみません。
私としては、思ったより低くなったな、基準を変えなきゃと思っていたのですが。ネタばらしのようですが、大概でホークスがパリーグで一番の評価をしていましたから、それが74点って・・感じでした。
仰るようにドラフトで2名が主軸になったら、大成功ですね。ですが、私は今年は3・4名は一軍で実績をあげるのではないかと思っています。(いや、期待しています?)ともあれ、とりあえず矛盾点(即戦力選手が2名取れたらどうなんだとか)は重々承知のうえでやってみます。お気に触ったらすみません。
No title
>ほーくすくすさん
ドラフトはダイエー一年目くらいから興味があったので、それをやっちゃうと死んじゃいます。というか、やっぱり、後だしジャンケンになりそうなんで、ご遠慮させていただくということで。なんか、もっとご理解・ご納得いただけるような採点方法(点数付けってすきなんですよね)って思いつかないですかね?良い案があったら、こっそりパクりますので、コソっと教えてください。よろしくです。
ドラフトはダイエー一年目くらいから興味があったので、それをやっちゃうと死んじゃいます。というか、やっぱり、後だしジャンケンになりそうなんで、ご遠慮させていただくということで。なんか、もっとご理解・ご納得いただけるような採点方法(点数付けってすきなんですよね)って思いつかないですかね?良い案があったら、こっそりパクりますので、コソっと教えてください。よろしくです。
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一回のドラフトから2人の主力が出れば10年後には成功と言われますから、点数が高すぎると思います。
立岡だって打撃が伸びなければ、城所と役目が被りそうですし、必ず戦力になるとは言えないでしょう。