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次代のプロ野球界のエースへ 菅野智之 

菅野 智之(投手 右投)東海大学

(紹介)ーキング オブ キンタロウー
本日の西日本新聞でもホークスの1位候補として早くも名前が出た投手。昨年のドラフトに交じったとしても、恐らく大石(西武)よりも多くの指名を受けても不思議はない。それほど完成度が高い、超大型右腕。

今年は大学ビッグ3として、藤岡(東洋大)(この投手、高校時代から大好きでした)、野村(明治大)(この投手、好きなんだけど、1位指名には躊躇するなぁ)と菅野は同格に扱われるだろうが、正直、レベルが違うところにいる。まさに今年は菅野ドラフトになるはずである。
原監督(巨人)の甥として、巨人の囲い込みは激しいだろうが、こういう時もホークスが「王会長のチーム」である事は心強さがある。東海大や原監督側が王さんに恥を掻かせるようなマネはしないだろうと信じたい。

「キング オブ キンタロウ」と書いたが、キンタロウとはアトランタブレーブスの日本人スカウト大屋氏の投手分類の造語である。
投手には金太郎系とバンビ系とがあり、金太郎は「体・地肩の強いパワー系。小学生の頃から遠投力があって、胸板厚く、お尻がでかく、太ももが太い。荒々しいフォームでキャッチャーミットに叩きつけるような豪球を繰り出す。排気量が大きいタイプ(この「排気量」という例えはスカウトが好きな用語です。覚えておきましょう)」という。

この菅野こそが、その金太郎の典型的なタイプだと感じる。高校時代は「素質はバツグンだけどまとまりがない」という典型的な伸び悩みタイプの投手(でも、このタイプはプロが大好きなんだよな。南のように)だろうと思っていたが、大学に入り、たった2年ほどでそのとてつもない素質を簡単に開花させた。こういった素質を開花させた金太郎は、プロで通用するとかいうレベルでは無く、超1流になれるかどうかという高い次元で見るべきだと思う。

(投手のタイプ フォームイメージ)ー田中マー君ー

投球スタイル、荒々しく、どことなく投手っぽくないフォームという観点からは、田中将大(楽天)ぽい。田中マー君も当然、金太郎タイプの典型的。大屋氏は、金太郎タイプはその排気量の大きさから、体の負担が大きく、故障はしやすいが、その負担に耐える体の強さがあれば、投げるたびに強くなっていく、投げる事自体がウェートトレーニングになっているという、まるでドラゴンボールワールドのような投手のタイプとして評しているが、そういった成長イメージも菅野や田中には感じられる。

(フォーム)ー肘が低いのは欠点か?ー

菅野のフォームの話になると取りざたされるのは、右肘があがってこない点であろう。たしかにスリークォーターとオーバースローの間くらいの位置から放っており、若干のシュート回転のボールもたまに見られる。
しかし、菅野はステップをする前に若干上半身を折りながら投げており、この場合、少し肘が下がっても、いや、下げる事で、肩への負担が減り、下半身からの連動のタイミングが合っている感じを受ける。(折っているのに必要以上に上から放ろうとして、よりギクシャクしちゃったのが、ホークスの大田原)
肘を下げる事で、ボールの角度が身長の割には感じないかもしれないが、菅野にとって、この部分を下手にいじると致命傷になりかねないと思う。振り易い腕の位置を探し当てたといえる点も私は菅野の地頭の良さを感じる。

(打者の討ち取り方)-豊富な変化球とアウトコースで無難にまとめるー

この金太郎、もとい菅野の恐ろしいところは、打者を討ち取るのに、ストレートでバッタバッタと三振を取るといった(ホークスでいえば、大隣・大場やね)力任せの投球に陥らない点だ。非常にクレーバーで先発として試合を創る能力に長けている感じを受ける。まさに、鬼に金棒、金太郎にマサカリ(頭脳)ってところだ。

ストレートを見せ球にツーシーム・スライダー・カット・カーブなどを豊富な球種を放り、打者に的を絞らせず、浅いカウントで内野ゴロを量産するタイプである。しかも、ストレートはアウトコースに集中させ、大怪我が無いようにまとめている点もクレーバーさを感じる。
投球パターンからすると、ダルビッシュに近い感じもあるか。

(ストレートの質)ーギュイーン系で150㌔ー

ストレートの質は高い。適度な重さとキレを両立させた最高球質のギュイーン系タイプだと感じる。打者が振るのに思わず躊躇してしまう迫力を備えている。それが150㌔前後で放れるのだから、大学生には手が出なくて当たり前である。
しかも、この投手は140㌔前後のハーフスピードのボールをカウント球として、アウトコースに放り、サクサクとストライクを稼ぐ事が出来る。力任せにならない部分はこうした所にも表れている。

(コントロール)-良いとはいえないけどもー

先述のようにストライクを取るに汲々とはしない。金太郎タイプが成長出来ない一番の原因をクリアしている。但し、適度なバラツキはみられる。
それでも、ストレートにしても、変化球にしても、ファーボールにするくらいなら、甘いボールでストライクゾーンに放った方が試合を創れるという事をしっかりと意識出来ているようで、浅いカウントでストライク優先の投球を行う。プロで超1流になれるかどうかは、このストライク先行の投球が貫けるかどうかではないか?このスタンスを変えずに済む為にどうあればよいかを考えられるかどうかに掛かっている気がする。少なくとも、1・2年目までは今のままでもいけるだろうが。

(変化球)-スライダーが全てを救うー

さきほど球種は多いと書いたが、実は一級品となると、130㌔前後のスライダーだけかなと感じる。スライダーは打者の手元でググっと大きく曲がる、松田が前に転びながらガッチリと空振りするのが眼に浮かびそうな逸品。
正直、大学レベルなら、ストレートとスライダーだけで、バッタバッタと三振を奪えるだろう。このスライダーの幻像が打者にタイミングやポイントが合っていない、他のボールを早目に打ちにいかせている。

この他のボールとは、135㌔程度のツーシーム(ほんの小さく沈む)とカット(ほんのちょっと曲がる)で、内野ゴロを打たせる。この二つのボールをもっと操れる感じが出れば、超1流も近付くかな?

あとは浅いカウントで110㌔ほどのカーブを放るが、このボールのキレ・コントロールともに高校生レベル。しかし、ストライクゾーンには放れており、打者が思わず見送る、打ち損なう感じとなっている。(これも他の良いボールとの兼ね合いで活きている感じ)
フォークに関しては、雑誌などであるとされるが、積極的に放っている印象は今のところない。肘の位置が低い事もあって、縦の変化にやや課題は残すか。まぁ、スライダーは斜め落ちしており、ストレートも適度に高目に放れており、高低のゆさぶりが全く出来ない訳ではないだろう。

評価 S+

このブログでドラフト寸評をやって4年目だが(先日4年目に突入。今後ともよろしく)、過去最高評価となるとこの投手になるかと思う。S+じゃ足りないくらいに。
この寸評は、菅野の最高ピッチングとされる、昨秋の神宮大会、関西国際大戦を元にしているが、この試合は気温は10度以下、雨が降る中でありながら、高い集中力で放れていた部分も高評価に繋がっている。雨で潰れる投手の多くが、ヘタにコースを狙って、自滅するのに対し、ランナーを貯めても、ストライク先行を保持した度胸、クレーバーさはプロでもうワンランク成長出来るタイプである事を感じさせた。(すっぽ抜けるフォークを多投しなかったのもこれが要因かも)こんだけ褒めたんだから、ホークスきんしゃい!!

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