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高橋由伸2世 高橋周平 

高橋 周平(東海大甲府高 山梨県)
ショート(サード)左打ち右投げ

【紹介】

今年の高校生NO1打者と早くから目されてきた打者。甲子園には縁が無かったが、高校選抜でも4番を打ち、全試合で打点を挙げ、決勝ではホームラン・3安打と木製バットを苦にせず、いかんなく能力を発揮した。
3年次にショートをやったが、これは監督がプロで守りで苦労しない為に守備力を上げる為に行っている。プロでは、サードを本職にするだろう。足も遅くは無く、ホークスでいえば、松田タイプのサードといえる。

【第一印象】

正直、フォームの連続写真を見ても、動画を見ても、「高校NO1打者」の名はいまひとつ腹に収まりが悪いモノがあった。フォームは綺麗そうだが、ヒッチやコックも目立ち、ステップは、少しすり足をして、足を上げるという特異な型であった為、なんとも特長が掴みにくい感じを受けたのだ。
しかし、春の県大会で、レフトにゆったりとした高い放物線を描くホームランを見て、高校生離れした技術・飛距離を感じた為、なかなか評価を出来ずにいた。この寸評はそれを経て、9月の高校選抜大会を下敷としている。今は、あのホームランこそが高橋の真骨頂で、基本ラインとすべき、放物線を描ける打者と思うほど、能力が高い打者と診る。過去の高校NO1打者の看板にも恥じない打者だと。

【タイプ フォームイメージ】

打者のタイプは高橋由伸。私にとって、この例えは最上級の例えである。由伸は結局打撃タイトルを取れないままに終わりそうだが、最も三冠王が取れるタイプの打者とみていた。中途半端に能力が分散しているのではなく、どれもが高い次元の打者だと。その意味では、高橋周平はまさにそれ。3割3分・35本を打てるタイプ。

フォーム的にも由伸に似ている。構えだけは似ていないのもよく(由伸はグリップと頭が近すぎる構えがいかん。肩甲骨の動きを阻害している)、似ているのは、ダブルシンクロ・一拍のある足の上げ方、ボールをしっかりとバットに乗せて、運ぶ打撃。フォロスローの美しさなどである。それぞれ、後述する。

【スウィングスピード・打球の速さ】

高校生にしては、凄まじいスウィングスピード。ただ、ホークスでいえば、江川・松田・柳田のルーキ時代クラスには少し劣る気もする。この点が高橋が長距離砲として少し疑問を持たれる部分ではないか。とはいえ、スウィングの弧はでかく、長距離砲のそれ。松田・柳田のように「あの弧で、なんであんなに飛ばせるんだ?」という印象は無い。江川のようにそら、飛ぶよなという感じ。

打球も当然速い。印象的だったのが、バックネットへの高い打点(だったであろう)のファール。多村は横浜時代、バックネットにファールを打つティ打撃練習をし、これは最もボールが飛ぶバックスピンを、ボールにかける練習をだそうだが、そういった訓練が必要ないくらい、ボールが一番飛ぶポイント、バックスピンがかかるミートポイント(ボールの中心の7mm下とされる)に自然にバットをもぐらせる打撃が出来ている。

【構え】

両肩甲骨・両股関節の揺らぎ、両目でボールを捉えられる首の柔らかさ、体勢を崩されない腰の座りの強固さと全てが完璧。威厳すら感じさせる、体が非常に大きく見え、「こら、打ちそうやな」と思わせる構えとなっている。

【タイミングの取り方・始動】ーダブルシンクロー

ダブルシンクロで早目に始動する。シンクロとは、投手のフォーム動作に合わせて始動を開始する動きだが、高橋は、投手の脚が下がる際に一度右足かかとを踏んだ後、再度、投手のリリースに合わせて、左足でもタイミングの一致を図っている。両足でシンクロを図る「ダブルシンクロ」を高校生がモノにしているとは!!これは由伸の稀有な技術で、小久保が巨人時代にマネしようとした奥義のようなもの。打者の間に投手を引きづり込んでいる感じすら受ける。

【ステップ・投球との間合い】ー足を上げて止まる一拍があるー

先述のように以前は、すり足をして、足を大きく上げる、これも珍しいステップだったが(佐々木誠がそういったステップをしていた印象があったが、動画で確認すると意外にそうでもなかった)今はしっかりと大きく足を上げる一本足のみとなっている。上げた足の膝を締めこむ事も無く、ふところの深い感じを受ける上げ方、しかも、右のお尻と足の付け根から足を上げる意識が感じられる、綺麗な一本足。

しかも、上げた際に一瞬止まるような「一拍」があるのが良い。(ちなみにルーキー時代の福田秀平にもこれがあったが、今は少しねじりながら打っている。なかなか、これが出来る選手がいないんだよな。牧原があるか)一拍があることで、ボールの変化・緩急をしっかりと見極められる。タイミングがあう。足を上げている時間も長く、ゆったりステップ。

また、ステップした足の踏み込みが強いのも良い。こころもちインステップであることも、外のボールを強く叩ける。さきのレフトへのホームランはこの強い踏み込みとインステップの効能。左投手をそう苦にしないだろうと予測される。

【トップの角度・高さ・深さ】

トップの角度はバットがしっかりと立てて、両肩に対し、60°の角度でつくれている。今はバットを寝かせたトップが多くなった中で、しっかりとした立ったトップを作っているのは好感。75°くらいまでバットを立てるほど長距離砲が多いという感じを持っている。

トップの際にグリップエンドの高さは、下の右手が左肩の位置とやや高目か。トップの角度が立ち気味なこともあり、この高さだと低目のボールを少し前で打たなきゃならず、打ち損ないが増える。低目を気持ちひきつけて、距離を出す為には、おかわり君のようにトップが低い方が良いだろう。特に左打者は、インローを遠くに打てるかがポイントとなるので、もう少し下げるのも一考であろう。

但し、最も距離が出せる、高目のボールを前ポイントで打つ為にはベストの高さ。高校選抜でもやや高目・外よりのボールをホームランにしたり、強い打球を打てているのは、このトップの高さのおかげ。

トップの深さは文句なし。

以前は、トップを作るのにバタバタしており、作る時間もかかっていたが、今はスっとトップに入れる事が出来るようになった。

【スウィングの軌道・ミート精度】

先述のように弧はでかく、ややぶん回しの感じすら受ける。ガッチリミート出来るタイプの軌道ではない。プロでは最初はミートするのに苦労するかもしれないが、それを過度に考慮して、小さく振るようになれば、この打者の持ち味は消えるだろう。プロで変に修正しなければよいが。
タイミングの取り方、ステップの良さがあって、ミート精度は高いので、心配はいらない。スウィング軌道を小細工して、ボールを当てようとせず、体全体で、お尻に目がついている感覚で打てば、ファームでもじきに3割ちかく打てるはず。

【インパクトポイント】

インパクトポイントはやや後ろ寄り。統一球になって体の近くのポイントではボールが飛ばないとされるが、高橋の場合、ボールをバットにのっけて、接触時間を長くして打つ技術があるので、さほど心配はないだろう。今のスウィングの弧を活かすには後ろ寄りで正解だと思う。

【評価】S+

4-0で勝っている場面で、一塁までヘッスラをするなど、熱い気持ちを出せる部分も評価した。高校選抜でもショートを守れるなど、守備能力も高いのも、高校NO1野手の評価に恥ずかしくなく、プロ好み。

1個1個詳細にみていくと長距離砲にふさわしい技を随所に感じさせられる。早くプロでみたい選手。



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