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あるホークスファンの慟哭 

日本シリーズへと駒を進めましたね。私は、昨年・今年のリーグ優勝の方が何十倍も嬉しいし(小久保・松中がいる間にもう一度優勝したかったし)、価値があると思っているので、CS自体には意図的にあまり触れまいと(本当は松中のホームランに鼻血が出るほど興奮したとか人様には言えません)、今は、のどの奥の小骨が取れたくらいの軽い感覚で・・・・いるはずだったのですが、なんなんでしょう、この胸の奥にちょっこし、こみ上げるような気分は。単純に嬉しいとかそういった言葉で片付けられません。それは多分、この小骨が取れて叫べる事、、そう、リーグ優勝して、CSを突破してから言いたかったセリフを、本音丸出しでかませるからでしょう。

「CSなんて、馬鹿げた制度、さっさとやめてまえ!!なんで、リーグ1位の一番頑張ったチームが、こんな罰ゲームに付き合わなきゃいかんのだ。リーグ戦と短期決戦なんか戦い方も強さの意味合いも価値も違うんじゃ!!」という。

CSが盛り上がらないから、もういちど、CS突破をリーグ優勝にすべきとかいう意見を未だに見るにつけ、血圧が上がる気分になりました。もう、それなら、10月までずっと練習でもやっとけ、それで10月にCSのようなトーナメントでもしときゃよかったい、リーグ戦の戦いをなんと心得とるか!!と理屈では無く、怒りの感情に支配されてきました。それほど、私にとっては、CSなど憎むべき制度にすぎません。その制度だった04・05・06年はリーグ戦観に行っても、なんか価値が無いもんみせられた気がしてたまらなかったです。オープン戦みたいな感じで。リーグ戦の1勝の価値を落とす施策なんて、考える方がどうかしている。

何度か書きましたが、あの04年のプレーオフ敗退の試合の場に私はいました。西武の胴上げを見ながら、今後野球自体を観るのが嫌になるほどの虚無感に囚われたのを思い出します。「なんで、2位なん?」と。プレーオフなんかが注目を浴び、興行的に成功しているのは、こうしたホークスファンの苦しみの上に成り立っていた事だけは知って欲しいものです。(昨年の日本シリーズに出られない事なんて、屁でもない想いでした。優勝はしているからね)この苦しみが、マスコミや一般人のサド的な気質に合ったのか、強いものが理不尽に倒れるカタルシスを満たしたのか、逆にプレーオフを何故か価値あるものへと押し上げちゃいました。あそこで、リーグ1位のホークスが勝っていれば、プレーオフなんて盛り上がるはずもなかったでしょう。

とはいえ、私も40歳ちかいおっさんです。本音ではそうでも(本音がいつも正しい訳じゃないですから。感情は理性よりも優先して書くつもりだけど)これだけパも盛り上がり、弱いチームにもチャンスがある制度は続けざるを得ないとは思います。プレーオフによって、パの球団首脳も優勝のチャンスがあると思って、球団経営に力を入れたのも事実だと思いますしね。以前よりも補強にも積極的になった。それでパ全体のレベルアップが図れたとも思います。
ただ、リーグ1位が優勝である事だけは絶対に譲れません。もし、04~06年の制度に戻ったら、私はプロ野球ファンはやめます。もう、バカらしくて付き合えない。

だから、これ以上、ギャースカ言うつもりもありません。なんなら、リーグ優勝者へのアドバンテージも止めたら?CSごときお祭りがもっと盛り上げる為なら、それでもよかろうもんとすら思います。CS敗退ごときで、リーグ優勝の価値が下がるはずもないんですから。少なくともわたしのなかで。
まぁ、それで、ホークスがリーグ2位で日本シリーズにいけても、私には、あまり関係のない話ですがね。多分、そのケースでの日本シリーズ出場には、そう興味を持ってみるつもりはありません。喜ぶ人だけが喜べばいいだけで。(そういった人や風潮を批判するつもりは毛頭ありません。考えが違うだけで)

さっ、こんな戯言は放っておいて、次の日本シリーズを楽しみましょう。本当のお祭り気分で野球が見れます。用事があるので、へたすりゃ、優勝の瞬間は見れないかもしれないのですが。
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テーマ: 福岡ソフトバンクホークス - ジャンル: スポーツ

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コメント

やっと超えましたね

昨日の松中の満塁ホームランとか全く予想できませんでしたv-91

今日の試合は捨てゲームだと覚悟していましたv-356v-406

長谷川がちょうどいい時に打ってくれましたよねv-424

でもシーズン同様にチャンスに打てない打線が問題ですよねv-404

たか #- | URL
2011/11/05 20:04 edit

Re:

王楽さんお疲れ様です、すっかり興奮から醒めましたほーくすくすです(笑)
いや、いい闘いを見せてくれましたし、選手のよろこびや涙を見るだけでも本当によかったです

私もCSなんかいるか!派でしたし、大人げないことに最近西武ファンになった女性から「福岡に行きます♪」と言われ、カチンときて「ペナントで20ゲーム離れて終わったんだ、おかしいでしょこの制度は?」 的な事をヒヨコのファンに言ってしまいました…意味も解らない赤子に…

ペナントの価値は変わりませんし、もう呪縛も解けました

このシリーズは選手とファンの呪縛を解く戦いという位置付けでした

その意味でも松中のアーチと今日の試合は感動しましたし、なんだか燃え尽きました


もうCSの怨念はないし、いいドラフトして若手を育っていくのを楽しみに

その結果優勝を目指していくチームを望むのみです

幸いよい雰囲気のホークスは よい伝統をつくるでしょう

萎えるようなFAはするなよ

別に全てを否定するわけではないですが


とにもかくにも 制度云々に囚われず、死にものぐるいで我々に感動的な試合を見せてくれた選手には感謝!

ほーくすくす #- | URL
2011/11/05 20:43 edit

Re: やっと超えましたね

>たかさん
> 昨日の松中の満塁ホームランとか全く予想できませんでしたv-91

予想は出来ませんでしたが、代打で出てきた事は嬉しかったです。お前がCSに決着つけろと叫んでいましたから。04年のプレーオフの試合後、球場内で「何が三冠王じゃ、あそこで打てんかって、何の価値があるか!!」といった声を多数聞きました。本当に罪作りな制度でした。

> 今日の試合は捨てゲームだと覚悟していましたv-356v-406

杉内が復調していたので、捨てとは思いませんでしたが、リリーフを休ませる試合にして欲しいとは思っていました。まさか、あそこまで投げられるとは。肩、大丈夫かな。

> 長谷川がちょうどいい時に打ってくれましたよねv-424
> でもシーズン同様にチャンスに打てない打線が問題ですよねv-404


カブレラですね。私が監督なら、9回のチャンスは明石を使ったと思います。今、一番牛耳りやすい打者はカブレラでしょう。彼がヒットを打っても、ファーボールで出ても、怖くないですから。大胆に攻められる。ホームランを打てないカブレラは短期決戦には向きません。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/06 09:38 edit

Re: Re:

>ほーくすくすさん
> 王楽さんお疲れ様です、すっかり興奮から醒めましたほーくすくすです(笑)
> いや、いい闘いを見せてくれましたし、選手のよろこびや涙を見るだけでも本当によかったです


どこよりも嫌な思いをさせられたチームですからね。やっとみんな解放されましたね。

> 私もCSなんかいるか!派でしたし、大人げないことに最近西武ファンになった女性から「福岡に行きます♪」と言われ、カチンときて「ペナントで20ゲーム離れて終わったんだ、おかしいでしょこの制度は?」 的な事をヒヨコのファンに言ってしまいました…意味も解らない赤子に…
> ペナントの価値は変わりませんし、もう呪縛も解けました
> このシリーズは選手とファンの呪縛を解く戦いという位置付けでした
> その意味でも松中のアーチと今日の試合は感動しましたし、なんだか燃え尽きました


正直、弱小ホークス時代はプレーオフが欲しいと思ったもんです。昔の前期後期制のような。ダイエー初年度なんて、後半は一番強かったんじゃないかと思いましたしね、プレーオフ制度がありゃ優勝争いが楽しめたのにと。だから、勝てないチームのファンの微かな望みを持てるような救済制度は全否定しにくかった。ここでも、「CSなんて、いらねーよ。」とは言い難かったです。でも、今日くらい言ってもいいでしょう。そして、色んな想いから解放されましたね。これからは、単純にCSを少しは楽しめるかと思います。04年は2度くらい球場に駆け付けたのですが、あれ以来行ってないしなぁ。

> もうCSの怨念はないし、いいドラフトして若手を育っていくのを楽しみに
> その結果優勝を目指していくチームを望むのみです
> 幸いよい雰囲気のホークスは よい伝統をつくるでしょう
> 萎えるようなFAはするなよ
> 別に全てを否定するわけではないですが
> とにもかくにも 制度云々に囚われず、死にものぐるいで我々に感動的な試合を見せてくれた選手には感謝!


工藤も盛んに言っていましたが、日本シリーズは楽しんで欲しいですね。お祭りですから。ご褒美なんですから。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/06 09:48 edit

やりましたね!

 王楽さんこんばんは。

 11/5、ようやくホークスはCSを突破しました。杉内・涌井の素晴らしい投げ合いの果てのこの結末、この日を選手もファンもどれほど待っていたことでしょう。
 いったいいつになったら呪いは解けるのか(バンビーノの呪いじゃあるまいし)。この重い扉を開けてその先に行ける日は本当にくるのだろうか。あまりにもその先を阻まれるあまり、何もかもが疑心暗鬼になってしまう事もありました。でももうそんな日々は終わりです。ここから新しい歴史がまた始まるのですから。
 CSの重い鎖を解いたのは選手たち全員の力に他なりません。でも実質の解呪は信彦のあの代打満塁HRだったと思います。誰よりもCSというものに苦しみ抜いた彼の、あの1発で闇は払われたと確信しました。

 今日は中日の日シリ進出も決まりましたが、落合監督のコメントにも救われた思いです。ホークスを待っていてくれた。日シリに出るべき存在としてホークスを見てくれていた落合監督率いる中日との試合が本当に楽しみです。

kei #.Wxv2UfY | URL
2011/11/07 00:02 edit

Re:

おつかれさまです
圧倒的差で日シリ出場を決めてくれました。
決めた日は仕事で見れませんでしたが前日の松中の代打満塁アーチは痺れました。これぞ松中というライトポール際へ切れていかない打球でした。
しかし残念ですが松中の弟子・小斉が楽天へトレードのようです。
現状のホークスの戦力を考えたら小斉にとって移籍は正解だと思います。
新天地での活躍を願います。

さてCSの話に戻りますが私もリーグ覇者が日本一に挑むことが正しいと思っています。
レギュラーシーズン144試合で差は出るわけですからね。
今年のようにどれだけ下位に差をつけても144試合もやって得られるのは4勝中の1勝と地元開催のみ。
前に王楽さんが書かれていたと思いますが(書かれてなかったら申し訳ないです)リーグ優勝の価値が下がると私も思います。
去年のようにCSで負けることでパリーグ覇者ということも書き消され、敗者の記憶だけが残る。

プレーオフは実力が拮抗したときにやればよいのです。144試合してゲーム差無しとか。

まぁ他ファンには負け犬の遠吠えにしか聞こえないでしょうが(笑)
長々と申し訳ありません。
今年は呪縛も解けた。
あとは日本一だけ。

くーる #- | URL
2011/11/07 12:56 edit

お願いがあります

ついに、CSを突破しましたね。

2004年、2005年、今年同様、ある意味今年以上に勝ちまくっても「レギュラーシーズン1位通過」でしかなく、「リーグ優勝」の称号すら与えられなかった悔しさを経験している私たちにとっては、144試合の結果こそもっとも尊重されるべきなのは当然としても、制度としてある以上は、それを突破しなければ何を言っても「負け犬の遠吠え」にしかならないわけで、そうした意味でも長年の溜飲が下がる思いです。

松中の満塁ホームランは携帯で見ていたのですが、小さく構えていたので、これはヒット狙いできているな、などと思っていたら、なんと全盛時もかくやと思わせる最高の結果を出してくれました。
突破が決まったとき、フライング(笑)もしてましたね。それほど松中にとってプレーオフは重荷になっていたのでしょう。
松中ファンの私にとっては、うれしい、うれしすぎるホームランでした。

ところで、王楽さんにお願いがあります。
土曜日の試合は、大げさではなく球史に残る投手戦だったと思います。しかし、CS突破と重なってしまったために、翌日のスポーツ紙も(ちなみに関東で売っているスポーツ紙は東スポを除き全部買いました)、あの凄絶な投手戦の内容をしっかりと伝えていません。
自分自身、なんとかあの内容を文章にして残しておきたいと思うのですが、文才のない悲しさ。「魂の投球」とか、「127球のドラマ」などという常套句しか浮かびません。

もし、王楽さんがあの試合をご覧になっていて、そしてあの投手戦に感じるものがありましたら、独立したエントリーとして上げていただけないでしょうか。

私よりも、野球を深く見ていらっしゃる王楽さんが、あの試合に何を感じたのか。そして、王楽さんの筆があの試合をどう描くのか、ぜひ読んでみたいのです。

久しぶりに現れて、あつかましいお願いですが、できましたら、何卒よろしくお願いします。

狛江の鷹 #3UBJV/Ts | URL
2011/11/07 23:51 edit

Re: やりましたね!

>Keiさん
> 11/5、ようやくホークスはCSを突破しました。杉内・涌井の素晴らしい投げ合いの果てのこの結末、この日を選手もファンもどれほど待っていたことでしょう。
>  いったいいつになったら呪いは解けるのか(バンビーノの呪いじゃあるまいし)。この重い扉を開けてその先に行ける日は本当にくるのだろうか。あまりにもその先を阻まれるあまり、何もかもが疑心暗鬼になってしまう事もありました。でももうそんな日々は終わりです。ここから新しい歴史がまた始まるのですから。
>  CSの重い鎖を解いたのは選手たち全員の力に他なりません。でも実質の解呪は信彦のあの代打満塁HRだったと思います。誰よりもCSというものに苦しみ抜いた彼の、あの1発で闇は払われたと確信しました。


一番頑張ったチームがなにゆえに呪われなきゃならんのかって思いますよね。(笑)そうなんですよ。リーグ優勝しても、「CSがなぁ、ダルビッシュから勝てるんかい。」とか思っちゃいましたからね。しかし、あそこで松中がホームラン打てるかねぇと。CS大嫌いと言いつつ、あの短期決戦は本当にドラマを生みやがります。困ったもんです。(苦笑)

>  今日は中日の日シリ進出も決まりましたが、落合監督のコメントにも救われた思いです。ホークスを待っていてくれた。日シリに出るべき存在としてホークスを見てくれていた落合監督率いる中日との試合が本当に楽しみです。

ああいう言葉が、落合を嫌いになりきれない部分です。意外に人情家的なんですよね。落合の王さんに対するライバル心は凄かったですからね。監督になってから、試合前のあいさつもまともにしないとか。あれは、王さんに会ったら、頭を下げる気分になるのが嫌だったのかと思われます。選手引退する時、王さんだけ自分から伝えに行ったらしく、それほど尊敬するがゆえに監督して、選手にそういった姿は見せられなかったのかな。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/08 08:06 edit

Re: Re:

>くーるさん
> おつかれさまです
> 圧倒的差で日シリ出場を決めてくれました。
> 決めた日は仕事で見れませんでしたが前日の松中の代打満塁アーチは痺れました。これぞ松中というライトポール際へ切れていかない打球でした。
> しかし残念ですが松中の弟子・小斉が楽天へトレードのようです。
> 現状のホークスの戦力を考えたら小斉にとって移籍は正解だと思います。
> 新天地での活躍を願います。


あのホームランこそが松中の真骨頂ですね。バットにボールを長い間くっつけて押し込むといった。絵になるホームランでした。
小斉は私も移籍出来て良かったと思っています。今年は、打撃改造して、彼にとって非常に良い形、今まで欠点だった部分を克服出来たと診ていました。欠点とは、インコースの速球が打てない形(テークバックの際、左肘が背中に入りすぎてて)だったのですが、今年はインの速球を捌けていました。統一球になっても、数字は落としていませんしね。
打撃コーチになった、デーブ大久保はしょっちゅう雁ノ巣に来ていたので(西武フロント時代)、その時に目をつけてたんでしょうね。
ちなみに私は江川も楽天が狙うだろうなと思っていました。小川史3軍監督が楽天のフロントにいて、彼もしょっちゅう雁ノ巣にいましたから、江川や小斉の良い報告が届いているはずだと。

> さてCSの話に戻りますが私もリーグ覇者が日本一に挑むことが正しいと思っています。
> レギュラーシーズン144試合で差は出るわけですからね。
> 今年のようにどれだけ下位に差をつけても144試合もやって得られるのは4勝中の1勝と地元開催のみ。
> 前に王楽さんが書かれていたと思いますが(書かれてなかったら申し訳ないです)リーグ優勝の価値が下がると私も思います。
> 去年のようにCSで負けることでパリーグ覇者ということも書き消され、敗者の記憶だけが残る。
>
> プレーオフは実力が拮抗したときにやればよいのです。144試合してゲーム差無しとか。
>
> まぁ他ファンには負け犬の遠吠えにしか聞こえないでしょうが(笑)
> 長々と申し訳ありません。
> 今年は呪縛も解けた。
> あとは日本一だけ。


リーグ優勝の価値は下がらないと信じていますが(一般的に下がったと思われているでしょうが)、日本一の価値は下がったと思います。日本シリーズの存在意義すら問いかねません。プレーオフがはじまって以来、私は、日本シリーズの名称を変えてくれとも思っていました。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/08 08:17 edit

Re: お願いがあります

>狛江の鷹さん
> ついに、CSを突破しましたね。
> 2004年、2005年、今年同様、ある意味今年以上に勝ちまくっても「レギュラーシーズン1位通過」でしかなく、「リーグ優勝」の称号すら与えられなかった悔しさを経験している私たちにとっては、144試合の結果こそもっとも尊重されるべきなのは当然としても、制度としてある以上は、それを突破しなければ何を言っても「負け犬の遠吠え」にしかならないわけで、そうした意味でも長年の溜飲が下がる思いです。


そうなんですよね。勝って言わなきゃならない言葉でしたからね。しかも、あの時は3連覇という大偉業が達成されていただけに余計に悔しさが募りました。

> 松中の満塁ホームランは携帯で見ていたのですが、小さく構えていたので、これはヒット狙いできているな、などと思っていたら、なんと全盛時もかくやと思わせる最高の結果を出してくれました。
> 突破が決まったとき、フライング(笑)もしてましたね。それほど松中にとってプレーオフは重荷になっていたのでしょう。
> 松中ファンの私にとっては、うれしい、うれしすぎるホームランでした。


初球から振りにいけた事が素晴らしい。牧田はボールが動く(動いてみえる)タイプでしょうから、初球は球筋を観ておきたいもんですが。あのホームランの感じは00年の日本シリーズ初戦、工藤からの一発を思い起こしました。ちょいイン寄りを技術で運ぶ当たりでした。

> ところで、王楽さんにお願いがあります。
> 土曜日の試合は、大げさではなく球史に残る投手戦だったと思います。しかし、CS突破と重なってしまったために、翌日のスポーツ紙も(ちなみに関東で売っているスポーツ紙は東スポを除き全部買いました)、あの凄絶な投手戦の内容をしっかりと伝えていません。
> 自分自身、なんとかあの内容を文章にして残しておきたいと思うのですが、文才のない悲しさ。「魂の投球」とか、「127球のドラマ」などという常套句しか浮かびません。
> もし、王楽さんがあの試合をご覧になっていて、そしてあの投手戦に感じるものがありましたら、独立したエントリーとして上げていただけないでしょうか。
> 私よりも、野球を深く見ていらっしゃる王楽さんが、あの試合に何を感じたのか。そして、王楽さんの筆があの試合をどう描くのか、ぜひ読んでみたいのです。
> 久しぶりに現れて、あつかましいお願いですが、できましたら、何卒よろしくお願いします。


しっちゃかめっちゃかした文を書く私に文才があるかどうかは別として、ほかならぬ狛江の鷹さんからのご希望なので、お応えしたいと思いましたが、私はあの試合、仕事で中座してて(ラジオでは聞いてました。私の部屋はTVがないので)、最初と最後のほうしか、がっちり見れていないんです。それでもと書き始めたのですが、私の頭のHDは容量が乏しく(苦笑)、杉内の必死さを伝えきれません。とてもじゃないですが、狛江の鷹さんのご期待には答えられそうになく・・・。申し訳ありません。お詫びじゃありませんが、日本シリーズは出来るだけ観戦記をしっかりと書こうかと思っております。(しっかり、ビデオ録りとメモして)今まで、一軍の観戦記はほぼ書いていなかっただけに良い機会を促して頂いたと思っています。(雁ノ巣観戦記は試合よりも個々の選手に目が向いていますしね)ただ、中日とホークスのポイントは守備と走塁なので、TVではなかなかそれを見つめる事が難しいのが気掛かりですけど。

私はお断りしておきながらなんですが、もし、よろしければ、狛江の鷹さんの観戦記を拝読したいです。こちらに書いて頂ければ、寄稿記事として、UPさせて頂ければとも。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/09 07:39 edit

了解しました

私の厚かましいお願いに真剣に対応してくださり、ありがとうございました。

しばらく時間をいただいて、コメント欄に書いてみようと思います。

ほんとうにありがとうございました。

狛江の鷹 #- | URL
2011/11/09 22:55 edit

書いてみました

王楽さん

11月5日の杉内・涌井の投手戦についてようやくまとまりましたのでこちらに投稿します。
いや、なんだかんだで結局2週間もかかってしまいました。シリーズ期間中、あれだけの観戦記を即日UPされる王楽さんの文章力にあらためて感服しました。

では、以下お目汚しです。

二人の敗者

涌井秀章 9勝12敗 防御率2.93
杉内俊哉 8勝7敗 防御率1.94
これが2011年レギュラーシーズンのホークス・ライオンズの両「エース」の成績だ。
「エース」をかっこ書きにしたのはこの成績がチームにとって、そして何より彼ら自身にとって不本意なものだったからだ。
涌井はシーズン前から右肘の故障に悩まされ、6年ぶりの1桁勝利。そして3つの借金をつくってしまった。
杉内は防御率こそすばらしいものの、打線の援護に恵まれず、また後半戦では右肩の故障もあって5年ぶりの1桁勝ち星。勝利数は昨年の半分に終わった。
両者はクライマックスシリーズセカンドステージの第3戦の先発投手として相まみえた。もし、涌井・杉内が例年通りの成績を収めていれば、各々のクライマックスシリーズ初戦の先発だったはずだ。それが、杉内は第3戦。涌井に至っては第1ステージから数えて5戦目にようやく先発した。これが、現在の彼らのチーム内での立場を端的にあらわしている。杉内・涌井はこの対戦をどのように受け止めていただろうか。
2011年11月5日13時1分、試合が始まった。
立ち上がりは両投手とも好調。1回は両投手とも相手打線を三者凡退に討ち取る。杉内は右打者の内角に決まる変化球、涌井は左打者の内角をつく球が効いている。
2回、両者とも走者を出しながら3人で終わらせた。杉内は先頭中村を左の二の腕にまともに当たる死球でランナーに出すが、次のフェルナンデスを外角に抜いた球で併殺。浅村は真ん中低めの球を一邪飛。コースは甘いが球のキレが上回っている。
涌井は1死後の松田にフォアボール。きわどいところを見られた。しかし小久保の初球で走者松田が盗塁失敗。小久保をピッチャーゴロに打ち取る。低めを丁寧に突くピッチングだ。
3回、杉内は1死から銀仁朗に外角球をうまく合わせられ初安打を浴びる。次打者熊代が送り2死2塁。栗山をファールで2ナッシングに追い込むが3球目の変化球をライト前に打たれる。銀仁朗がホーム突入。しかし、ライト多村がストライク返球で本塁タッチアウト。味方の好守備で初めてのピンチを逃れた。
涌井は先頭の多村に低めを捉えられるも、ライナー気味のセンターフライに討ち取る。続く長谷川は外角の変化球で三振、山崎を同じく外角の変化球でサードゴロに討ち取る。いずれも最後の球はスピードを殺し、タイミングをうまく外している。
4回、杉内は1死後、中島にスライダーが真ん中に入ったところをセンター前にはじき返される。中村はチェンジアップがうまく決まり三振。次のフェルナンデスの時、中島が盗塁成功で再びピンチを迎えるが、フェルナンデスは膝元のチェンジアップでサードゴロに討ち取る。このあたりから、チェンジアップが低めのコーナーに決まり始める。
涌井は先頭の川崎を外角高めの球でサードゴロ。本多を真ん中低めのチェンジアップで補邪飛。内川を内角高めのストレートでショートゴロ。ストレートが低めに伸び、打てる球がない。
5回、杉内は三者凡退。ストレートのキレが増し打者が力負けしている。涌井は圧巻。カブレラ、松田、小久保を三者連続三振に切って取る。これで涌井は5回までノーヒット。杉内も3安打無得点ながら2度のピンチを背負っており、前半戦は涌井が押し気味にゲームを進めた。
6回、杉内は三者凡退。コントロールのブレが少なくなってきた。前回から目立ってきた球の力もあって、打者を圧倒している。涌井は先頭の多村に甘く入った変化球をセンター前に運ばれ初安打を喫すると、続く長谷川もやはり甘い変化球をライト前ヒット。山崎に送られ1死2・3塁のピンチを背負う。しかし、次の川崎は抜いた初球を打たせセカンドフライ。本多にはセンター後方にいい当たりをされるが熊代のファインプレーで救われた。5回までとは別人のように決め球が甘く入ってしまう。
6回以降、杉内と涌井の勝負という観点からすると、杉内が一方的に押しまくり、涌井がひたすら堪え忍ぶという展開が9回まで続く。杉内は4回2アウト目から丸6回分をパーフェクトに抑えている。
一方の涌井は6回から9回まで毎回安打を打たれ、特に6回から8回は先頭打者を出した上、四球を含めると二人以上のランナーを出している。しかし、要所を併殺で切り抜け、何とか得点は許さない。
この時両者はどんな想いでいただろうか。
涌井は味方が1人のランナーも出せない状況を見たとき、自らの負けを予感しただろうか。それとも味方が点を取るまでは自分も点をやらないと気合いを入れ直しただろうか。
杉内は味方のチャンスがことごとくつぶれていくのを見て、シーズン中の援護の無さを思い出していただろうか。それとも今日こそそのジンクスを破るときと思い直しただろうか。
こうして両者とも9回を完封し、ともに10回のマウンドに登った。
10回表、杉内は中島を三振に切って取る。これで18人連続の凡退。次の中村、初球はアウトロー一杯のストレート、2球目はチェンジアップが低めに外れる。3球目はストレートが外角に外れ2-1。4球目はスライダーでファールを打たせ2-2。5球目、ストレートが甘く入り、レフトフェンス上段直撃の2ベース。
次のフェルナンデス、初球はストレートが高めに外れボール。そして2球目、杉内の127球目。チェンジアップが甘く入ったところをレフト線に運ばれライオンズに1点を奪われる。
口を開き呆然と外野を見る杉内。もう力が入らない。両膝に手を当てて足下を見つめる。高山コーチが慰めるように杉内の腰を、肩をたたいているが顔を上げられず、帽子を目深にかぶったまま1塁ベンチに下がる。スタンドは拍手で迎えるが、ベンチの中でも顔をタオルで覆って顔を上げられない。まだ試合は終わっていないが敗者の姿がそこにあった。
その後ライオンズは金沢、森福に抑えられ10回の攻撃は1点に終わった。
10回裏、涌井は松田をライトフライに討ち取るが、続く小久保に初球をしぶとくセンター前に運ばれ1死1塁。代走福田。次の多村の初球にスタートを切る。多村はサードゴロに終わるが2死2塁。次の打者はこれまで2安打の長谷川だが、ネクストバッターズサークルには前日に代打満塁ホームランを打った松中が出て、長谷川との勝負を促す。初球は内角の変化球が外れる。福田のリードオフが大きく銀仁朗が2塁に牽制球を投げるもきわどくセーフ。2球目は内角低めの変化球を空振りで1-1。3球目も内角低めの変化球を空振りで2-1。4球目、外角低めの素晴らしいストレートが行くがボールの判定で2-2。5球目、今度は内角低めのストレートがきわどく外れ3-2。そして6球目、涌井の127球目。真ん中低めのカットボールを長谷川が右中間にはじき返し、同点に追いつかれた。
三塁近くで打球が飛んだ方向を呆然と見つめる涌井。マウンドに戻るが、杉内同様両膝に手を当てて足下を見つめる。もう投げられない。アンダーシャツの袖で目のあたりをぬぐい、帽子を目深にかぶって3塁ベンチに下がる。数分前、杉内が見せたのと同じ敗者の姿がそこにあった。

杉内と涌井の投手戦に勝者はいなかった。9回を完封した両者が10回に1点ずつとられ、二人とも敗者になってしまった。
もし、涌井と杉内がレギュラーシーズンにいつもどおりの成績を上げていたら、二人は直接対戦することなく、それぞれに勝者となり、晴れやかにヒーローインタビューを受けていただろう。しかし、巡り合わせが生んだ残酷ともいえる結果こそ二人が両チームの真のエースであることを改めて示したと私は思う。そして、彼らの今シーズンを象徴するように、この至高の投手戦はホークスのCS突破の陰になり、十分に語られない。その記憶を少しでも記録にとどめておきたい。その一心でこの駄文を書き留めておくことにした。最後までおつきあいいただきありがとうございました。

狛江の鷹 #- | URL
2011/11/19 16:12 edit

Re: 書いてみました

>狛江の鷹さん

素晴らしい回顧録をありがとうございます。というか、凄すぎますよ。そら、2週間かかりますって。私の書く駄文のレベルとは違いますもん。(苦笑)読んでて、「ナンバー」でもここまで書ける人、そうはいないよなと思いつつ、熱い気持ちで読ませていただきました。勝者がいない切なさと戦いの非情さとその厳しい舞台で戦う戦士の強い気持ちが感じられました。勝つという事はこんなにももがかなきゃいけないものかと。この日の雪辱を今日、杉内は出来るのか、最高のタイミングでUPさせて頂き、その点も感謝です。

王楽太陽 #- | URL
2011/11/20 15:00 edit

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