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福田秀平のフライングエルボー 

この記事はゆずぼんどさんの2/10のコメント・ご質問、「福田秀平の左肘の使い方」にお答えるする形で書きます。私もご質問の前に福田の2/10のシート打撃の映像をニュースで見ていたのですが、ゆずぼんどさんほどしっかりと秀平の変化を感じ取れませんでした。正確にいえば、フォームの変化は感じましたが、ご指摘部分以外のところにチェックを入れていました。しかし、ゆずぼんどさんのご指摘部分こそが、フォーム改造のミソだと思いますので、そちらを中心に秀平の更なる進化の考察を述べたいと思います。いいところどりのようですが。(笑)みんなで作るランドホーということで。では。

福田秀平がフォーム変化をしています。一番大きな部分は、捕手側の左肘を高く上げて、少し左脇を空けて、構えている事です。この捕手寄りの脇を空けて構えるのは、「フライングエルボー」と呼ばれ、中南米の選手が好んでやる型です。ホークスでいえば、昨年までいたオーティズがまさにそれでした。(右打者の彼の場合は右脇を空けます)
このフライングエルボーは、落合博満、田尾安志なども高い効果があると指摘しています。(彼ら自身の現役時代はこれを採用していませんでした)その効果とは2点あります。(ここからは福田秀平・左打者をモデルに話をします。って私自身が右打者だったので混乱しそうだけど)

1点目は「左肘(捕手側の肘)の抜きが良くなる」
この肘の抜きが良くなるとは、スムーズにストンとバットを振りおろす事が出来ます。具体的には左肘にある「グリグリした部分」がみぞおちの部分に当たる感じでスウィングする形だといえまあす。このグリグリがホームベース・捕手の方向(体の外側)を向いていると「抜きが悪い」などと指摘されるかと思われます。
この肘の抜きが良くなると、インコースを強く捌けると言われます。オーティズは真ん中の高さのインコースに強く、ここをよくホームランにしていましたが、これは「肘の抜きの良さ」の恩恵でしょう。
逆に抜きが悪い選手は、落合は著書で「体(右肩)を早目に開いて、インコースを捌こうとする。肘の抜きの悪さを体の開きでカバーしようとする。そうすると、特に左打者の場合、左投手の逃げていくスライダーに対応が難しくなる。」と欠点を指摘しています。

この肘の抜きを良くする事は、衣笠氏(元広島)曰く「アメリカのマイナーリーガーが徹底的に指導を受け、訓練する箇所」だそうです。

2点目は、「左脇を一端空けて、スウィング途中で閉め込む事で、加速がつき、スウィングスピードが上がる」と言う点です。(これは田尾が強く指摘していました)
実際にご自身で試されるとよく分かるかと思いますが、左脇を空けて閉め込むとその動作で勢いがつきます。これをスウィングスピードのパワーに加わるのかと。

このフライングエルボーは良い事ばかりのようですが、日本人はあまり採用しません。昔から、日本では、「両脇を閉めなきゃいけない」と無条件に教え込まれるのが、第一の理由でしょう。インパクト(バットにボールが当たった瞬間)は、両脇を閉めるのが正しいのですが、その前に閉めておかなきゃいけないとは私は思いません。

もう一点の理由は、私が勝手に推測している事ですが、フライングエルボーにするとミート精度がやや劣るのではないかと思っています。スウィングスピードが速くなるとバットコントロールがそれにつれて落ちる傾向があるものです。(スピードとコントロールのトレードオフ関係)
私自身は、多少、バットコントロールが悪くても、スウィングスピードが速い選手を好みますが、日本では、そういった打者はレギュラーになりにくい傾向にあります。アマの指導者は「当てれば、なんとかなる」という言葉が大好きですからね。(この言葉は日本野球の元凶だと思っています)ちなみにプロの世界では、この言葉は当てはまらないんですよね。今の一軍でただの内野ゴロをエラーする事ってないもんですから。強く打たないと。まっすぐ打つのが命題のゴルフとは違うんだから。


強く打つ為、特にインコースを強く打つ為に福田秀平は、良いフォーム変更を採用したと考えます。左打者ですから、開きを抑えて、インを強く捌くことが求められますから。
もしかしたら、その強いスウィングの為に、ミート精度を落とすかもしれませんが、場面によって、意識的にスウィングスピードを落とし、バットコントロールを重視すれば、それも解決出来るかもしれません。そういった強弱をつけられるのなら、それに越した事はありませんしね。イチローなどはそのスウィングスピードの強弱の幅が非常に広い事で有名です。フライングエルボーをやって、それが出来るのかは不明ですが。勢いをつけるというのは、反動も出てきて、それは自分の意識的な動きでのコントロールをしにくくさせますから。緩く振る方法ばかりを覚えると強く振れなくなるもんですしね。

って、こんなもんでよかでしょうか?ゆずぼんどさん。
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テーマ: 福岡ソフトバンクホークス - ジャンル: スポーツ

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コメント

王楽さんお疲れ様です ゆずぼんどさん 面白いとこに目をつけましたね! 早速YouTubeで福田見てきました(笑)

確かに王楽さんの言うようにフライングエルボー(?)は肘の抜けがよくなります、このように高めををたたみ、内角高めを綺麗に抜き運ぶ打者はなかなかいません、一流になる証しでもあります、見た所、ヤクルトにいた青木のように高めをブレなく最短距離を抜き払い しかも青木と違い、長いリーチを畳んでいるだけに雄大なカゼルアーチがかけられます、王楽さんの言われるオーティズとの違いは、地球一周宇宙コマのような大回りなスイングなオーティズに対し 福田は南半球最短クルーズで 降りはばコンパクトに しかも身体の芯が強く、(オーティズと同じように真っ直ぐの背筋の力から生まれます) 高めが強い福田ですが、真っ直ぐ背筋で角度をつけてバットを出せば、外角をはかった角度で野手の間を抜く技ももち、この日も本人が三遊間を抜いた当たりを評価しています、しかも新打法のおかげで、前より振り始めからインパクトの瞬間の ムダな時間が短縮されてます、これは明らかに去年と違います、もはや福田はレギュラーを取れる居合いの抜きを手にいれたと思います

おそらく 居合い切り切る対象をぎりぎりまでつめての 抜き切りは 今の福田に近いのでは? となんとなく思います。

ほーくすくす #- | URL
2012/02/11 18:36 edit

こんばんわ王楽さん。
なんか私が書いた素人コメントが
ここまで大きく取り上げられるとは思いませんでした(笑)

いろんな打ち方があるんですね。
西岡みたいにきっちり脇をしめて打つ人もいますし
青木みたいにひらく人もいますしね。

どのフォームでも長所短所というのは
あると思います。結局はその選手に合ってるかどうか
なんですよね。
福田には合ってるのかな、と
王楽さんの記事を読んで少し安心しています。

インコースの捌きかたが良くなれば
福田にとっては大きいのかな?
福田自身『強い打球を打ちたい』という話も
していたのでそういう意味では
多少の手応えを掴んでくれていればいんですが。

本当素人ですいません。
打撃はとくにわからないんです(笑)
ありがとうございました。

ゆずぼんど #- | URL
2012/02/11 19:30 edit

Re: タイトルなし

>ほーくすくすさん
> 王楽さんお疲れ様です ゆずぼんどさん 面白いとこに目をつけましたね! 早速YouTubeで福田見てきました(笑)
> 確かに王楽さんの言うようにフライングエルボー(?)は肘の抜けがよくなります、このように高めををたたみ、内角高めを綺麗に抜き運ぶ打者はなかなかいません、一流になる証しでもあります、見た所、ヤクルトにいた青木のように高めをブレなく最短距離を抜き払い しかも青木と違い、長いリーチを畳んでいるだけに雄大なカゼルアーチがかけられます、


私も福ちゃんの構えを最初見た時、青木っぽいと思いました。青木のように体の右半分に最初からねじりを入れて、ほどかずにステップ出来ていると感じました。しかし、それ以上にフライングエルボーの効果の方が大きいですね。あの長いリーチを持て余している感じがあったのですが、それによって、綺麗に抜けていると感じました。ゆずぼんどさんのご指摘なしに気付かなかったでしょう。

>王楽さんの言われるオーティズとの違いは、地球一周宇宙コマのような大回りなスイングなオーティズに対し 福田は南半球最短クルーズで 降りはばコンパクトに しかも身体の芯が強く、(オーティズと同じように真っ直ぐの背筋の力から生まれます) 高めが強い福田ですが、真っ直ぐ背筋で角度をつけてバットを出せば、外角をはかった角度で野手の間を抜く技ももち、この日も本人が三遊間を抜いた当たりを評価しています、しかも新打法のおかげで、前より振り始めからインパクトの瞬間の ムダな時間が短縮されてます、これは明らかに去年と違います、もはや福田はレギュラーを取れる居合いの抜きを手にいれたと思います
> おそらく 居合い切り切る対象をぎりぎりまでつめての 抜き切りは 今の福田に近いのでは? となんとなく思います。


居合抜きというと、昔、カズ山本が、刀を抜くように肘を使えと教えていた事を思い出しました。カズさんも福ちゃんもインパクトまではコンパクトですが、そこから大きなフォロースローが出来ていますよね。

王楽太陽 #- | URL
2012/02/13 19:12 edit

Re: タイトルなし

>ゆずぼんどさん
> こんばんわ王楽さん。
> なんか私が書いた素人コメントが
> ここまで大きく取り上げられるとは思いませんでした(笑)


いえいえ、私も高校野球をもやっていない素人ですよ。しかし、選手を診る眼だけは玄人に負けたくないとは思っています。それはともあれ、ゆずぼんどさんは、着眼点が素晴らしいです。

> いろんな打ち方があるんですね。
> 西岡みたいにきっちり脇をしめて打つ人もいますし
> 青木みたいにひらく人もいますしね。
> どのフォームでも長所短所というのは
> あると思います。結局はその選手に合ってるかどうか
> なんですよね。
> 福田には合ってるのかな、と
> 王楽さんの記事を読んで少し安心しています。


トップに入れ、バットを振りおろすところまでは、打撃というのは、個性的であるべきだと思います。「これは俺に合う」といった感性こそ大事にして欲しいです。色んな型を追求・開発して欲しいです。出来れば、それをもっとファンが求め、マスコミに説明してもらうとより技術が向上していくと思います。

> インコースの捌きかたが良くなれば
> 福田にとっては大きいのかな?
> 福田自身『強い打球を打ちたい』という話も
> していたのでそういう意味では
> 多少の手応えを掴んでくれていればいんですが。
> 本当素人ですいません。
> 打撃はとくにわからないんです(笑)
> ありがとうございました。


やっぱり、強い打球を求めて欲しいです。それが一番、長持ちするし、結局、レギュラーにも近くなると思います。
打撃は感性の部分、このスウィングは美しいとか、そういった事を重視して観ています。たまに、そういった鑑賞眼に合わない、規格外のとんでない打者に出会うのも一興です。柳田とか松田とか。

王楽太陽 #- | URL
2012/02/13 19:19 edit

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